小水疱型の特徴
小水疱型は主に足の付け根や土踏まずのあたりに症状がよくでる水虫です。小水疱型の症状
かゆみと一緒に赤く小さな水ぶくれがポツポツとでき、放置してしまうと小豆粒大くらいまで大きな水ぶくれになることがあります。また、そのまま放っておくと白癬疹(白癬アレルギー)を起こすこともあります。 気づかないうちに水疱が破れてそこから他の細菌が侵入し症状が悪化する場合があります。
小水疱型の感染源
小水疱型は趾間型の症状が広がって症状が現れることがほとんどです。また、春から夏にかけてかゆみを伴った症状がでやすくあります。
小水疱型は症状が現れている箇所だけでなく足の裏全体に水虫菌が広がっている場合が多く、症状のある個所だけを治療しても隠れた水虫菌により再発してしまう恐れが非常に多くあります。
小水疱型の予防方法
小水疱型は水虫の中でも一番感染が多く、足の蒸れや他の菌が原因で伝染します。また趾間型の症状が広がって小水疱型になることが多いので趾間型の治療方法や予防方法も大切になってきます。
小水疱型の注意点
水疱をつぶすと中には水虫の原因となる白癬菌が含まれており、それらが他の場所に付着することで感染を広げてしまったり、つぶした箇所から別の細菌が入り込み二次感染を引き起こす可能性があります。掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)や汗疱などと間違えやすい症状なので注意しましょう。
小水疱型の治療薬の選び方
小水疱型の水疱をつぶすときはよく洗った後に消毒した針で一箇所だけ穴を開けて消毒剤配合の軟膏をガーゼに塗って上から貼ります。ガーゼは一日一回交換しながら一週間程度様子を見て、かさぶたになったらガーゼを外しましょう。
軽症の場合は市販薬でも二週間程度の塗布で治ります。
皮膚科で処方を受ける場合は最低1~3ヶ月、中~重症の場合は約半年の塗布が指導されます。
また、お風呂上りで足の皮膚がやわらかくふやけている時に薬を塗るのが効果的です。