手水虫の発症は稀ですが、症状が手の湿疹と似ているため気づかず治療が遅れる場合があるので、当サイトでしっかりと手水虫について学び注意してください。
手水虫(手白癬)の感染原因
足水虫は多くの場合は、高温多湿の環境を好む水虫菌が靴の中が蒸れることで繁殖しやすいという条件ができやすいため発症しますが、手は基本的に露出しているので蒸れることは少なく、また足と比べ手は洗う回数も多いことで感染しにくいのです。ではなぜ手に水虫が感染するのか？
手水虫の多くの感染原因は、足水虫から感染します。
足水虫の場合、入浴時や爪を切るときなどに足に触れた時に水虫菌を一緒に蔓延ってしまいます。
手水虫(手白癬)の症状
手水虫(手白癬)の症状は、足水虫(足白癬)と同様に「趾間型水虫」「小水疱型水虫」「角質増殖型水虫」「爪水虫(爪白癬)」の4つに分類されます。特に足と同様に手の爪にも感染すると治療が困難となりますので注意が必要です。
また、手水虫は比較的かゆみや痛みが少なく手の表面がカサカサしてくるので他の症状と間違え
やすいので注意しましょう。
主婦湿疹(手湿疹)との違い
洗剤や金属で刺激を受けて発症する湿疹。湿疹は両手にできることがほとんどです。片方だけに症状が出た場合には手水虫の可能性があります。
掌せき膿胞症との違い
掌に膿疱や水疱が出て痛みかゆみを伴います。湿疹やあせも、他の皮膚疾患との鑑別が難しいので決して自己判断してはいけません。
手水虫(手白癬)の治療・対処方法
手水虫の対処方法は足水虫と同様に治療薬で治療が可能です。手は足と比べ使用頻度が多いため、塗薬などで手がベタつくなどが気になる方は錠剤タイプの薬がお勧めです。
特に錠剤タイプの水虫治療薬は塗薬やスプレータイプなどに比べ一番効果のある治療薬ですので、その点でもオススメの治療薬です。
また症状がひどい場合や心配な場合は必ず専門医師に相談しましょう。