爪水虫には塗薬やスプレータイプなどの市販薬では硬い爪の中に入り込んだ水虫菌にまで有効成分を運びこめず、現在最も有効とされるのが経口真菌薬です。
経口真菌薬は錠剤タイプの薬であるため、身体の中から有効成分を運び塗残すことなく水虫菌を除菌します。
しかし、この錠剤タイプの水虫治療薬にもデメリットがあります。
年齢や個人差はありますが稀に肝障害などの副作用や薬物相互作用がみられることがあり、特に高齢者の方は合併症などにより複数の薬剤を使用していることもあり、錠剤タイプに治療薬に制限がかかる場合もあります。
その為、爪水虫の新薬として開発されたクレナフィン爪外用液10%がおすすめです。
爪白癬の原因真菌(皮膚糸状菌)に対して高い抗真菌活性を有することが確認されています。
また爪甲での透過性に優れることから、外用剤として爪表面に塗布することにより、爪甲内・爪床において高い抗真菌活性を発揮します。