人間から猫や犬といったペットに感染したり、ペットが原因で人間が水虫になったりという事があります。
水虫の原因となっているのは、「真菌」と呼ばれるカビの一種です。
真菌が皮膚に繁殖をする事で、水虫の症状が現れます。
真菌は健康的な人間の皮膚にも存在しています。
免疫力が高い健康体ならば、症状を引き起こし繁殖する事はありません。
しかし、体調を崩したりと免疫力が低下すると真菌の増殖を引き起こしてしまうことがあります。
真菌は人間だけでなく、猫や犬などのペットにも存在しています。
猫の真菌が人間に感染すると、リング上の赤みや痒みといった症状が現れます。
また、症状が現れるのが足とは限りません。
猫と触れあった腕や体にも症状が引き起こされる危険性があります。
そのため、一見、水虫に見えない事もあり、治療が遅れてしまい人へと感染してしまう可能性がでてきます。
水虫の治療には、水虫菌である真菌を殺菌する必要があります。
ケトコナゾールという薬には抗菌効果があり、水虫菌を殺菌する事ができます。
ケトコナゾールを正しく使用していれば、比較的早く水虫改善の効果を実感できます。
また、ケトコナゾールはペットにも処方される事がある薬です。
人間もペットもお互いが水虫を悪化させないように、治療はしっかりと行いましょう。
水虫が改善しても、また水虫菌が繁殖する環境が作られてしまえば、再発する可能性があります。
完治させるには、水虫を起こさない環境作りが必要です。
菌が繁殖しないよう、清潔さを保つ事が必要です。
自分の体はもちろん、ペットを飼っている場合はペットの体にも気をつけましょう。
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